不動産の価格には、「査定価格」「売り出し価格」「成約価格」の3つが存在

名古屋市で不動産売却を考えている方への不動産の査定
名古屋市で不動産売却を検討されている方に対して、まずは不動産の査定を受けることをおすすめします。
最近ではインターネットの発達で、訪問や電話などをする必要なく、自分の都合のいい時に情報を入力するだけで連絡がもらえるシステムがあります。
名古屋市の不動産会社の査定は、業者によって異なるものです。
この記事では、不動産の価格には3つの価格が存在し、査定価格、売り出し価格、成約価格というものについて解説します。
不動産取引において価格は変動することもあります。
その中で最も重要な価格は「成約価格」ですが、成約価格からは多額の諸費用が差し引かれることになります。
したがって、一番重要な価格は「手取り額」かもしれません。
不動産売却を検討している場合、まずは不動産の価格査定を受けると考えられます。
その際、手軽さや便利さから不動産一括査定サイトを利用することもあると思います。
不動産一括査定サイトを利用する場合、数多くの不動産業者の中からどの業者に査定依頼をするか迷うことがあるかと思います。
そんな時、インターネットで検索すると「不動産一括査定サイト」というものが現れます。
まさに助け舟!こんな便利なサイトを待っていました!と思ってクリックして、売却を検討している物件の場所や氏名、住所、電話番号などを入力します。
最後に、依頼先の不動産会社を選ぶ欄には、3~6社の不動産会社がズラリと表示され、既にチェックが付いていることもあります(中には自分でチェックを付けるタイプのサイトもあります)。
そして送信ボタンを押してひと安心です。
不動産一括査定サイトの特徴ですが、業者の営業時間に入ると、入力した電話番号に各社から電話がかかってくることがあります。
では、なぜこんなことが起きるのでしょうか。
それは、不動産一括査定サイトに特有のものです。
参考ページ:名古屋市不動産売却|売り出し価格と成約価格は全く違う事に
不動産一括査定サイトの登録業者による費用回収と営業電話
不動産一括査定サイトは、各業者が登録しており、お客様からの査定依頼があると、業者は不動産一括査定サイトに料金を支払います。
この料金は1件あたり約11,000-22,000円(税込み)であり、この費用を回収するために、業者は営業電話で誘致を行います。
もし月に10件の査定依頼がある場合、業者は不動産一括査定サイトへ約10倍の金額を支払わなければなりません。
お客様は単純に査定価格を知りたいと思っているかもしれませんが、業者側にはこのような事情が存在し、売却契約を成立させる必要があるため、必死になって営業を行うのです。
このような仕組みにより、不動産一括査定サイトを利用する際には、業者からの多数の営業電話に注意が必要です。
お客様と業者の興味や目的が異なることから、温度差が生じることもあります。